概要
2022年のウトロ平和祈念館のオープンから3か月弱、「地球温暖化は待ってはくれない」という思いで、運営体制もままならないなか、太陽光発電パネルを設置するためのプロジェクトを始めました。
太陽光パネルを設置することは、ますます重要となる気候変動への緩和策の1つです。気候変動の危機に直面し、真っ先に大きな被害を受けるのは、開発途上国や貧困層など、社会的に弱い立場に置かれた人々です。同じように弱い立場におかれつづけてきたウトロにとって、こうした現状への加担を減らし、気候変動によって生活の場を追われる人々を少しでも減らすことは重要な実践です。
そして、自分たちで電気を作り使うことは、やっと手に入れた自分たちのウトロを今後も守っていくためでもあります。
このウトロ平和祈念館おひさまプロジェクトは市民再エネプロジェクト in 京都と協力して行われました。多くの市民のみなさまにご支援いただき、太陽光発電パネルの設置は2023年1月に実現しました。パンフレットでは、プロジェクトの経緯、点灯式やトークセッションの様子をご紹介しています。