ガザ・パレスチナ巡回展(京都) 立命館大学国際平和ミュージアムにて

本展は、パレスチナをめぐる歴史的資料、社会運動の記録、そして現在進行形の戦争下にある人々の証言を、写真・ポスター・地図資料など複数のメディアを通して提示する展覧会です。国家や報道の大きな枠組みでは捉えきれない「個人の視点」と「生活の痕跡」に焦点を当て、記録の持つ力とその倫理について問いかけます。

立命館大学国際平和ミュージアムにて開催される、「Art for Resilience パレスチナをめぐる記録と証言」のなかで、当館の特別展「ガザ・パレスチナ 歴史と現在: 抵抗(ソムード)」巡回パネルが展示されます。

■期間
2026年4月10日~5月5日

■場所
立命館大学国際平和ミュージアム

■イベント名
Art for Resilience パレスチナをめぐる記録と証言

■展示構成と見どころ

証言と記録: ガザ出身の写真家モハメド・サレムによる侵攻以前の生活記録、およびアメル・ナーセルによる 2023 年以降のスマートフォン写真と映像を展示します。これらは破壊や喪失だけでなく、日常の持続、身体の記憶、そして回復力(Resilience)の可視化として提示されます。

社会的連帯の歴史: 1970 年代の日本におけるアラブ世界との文化的連帯を示すポスターや、現代のポスターを紹介。市民レベルでの国際連帯の実践を振り返ります。

歴史的共振(ウトロ平和祈念館との協力): 京都・ウトロ平和祈念館の展示パネルを借用し紹介します。ウトロは、日本の植民地支配下での土地の奪取や経済的困窮といった「構造的な強制力」によって渡航を余儀なくされた人々が、レイシズムや排除に抗いながら築いてきたコミュニティです。困難の中でもその地に踏みとどまって抵抗する「ソムード(Sumud)」の精神において、パレスチナの歴史と深く結節しており、地域を越えた記憶の継承と連帯の可能性を提示します。戦争の時代において、記録すること、見ること、伝えることの意味を改めて問う機会となることを目指します。

■主催
Gaza.Signal of Life 実行委員会

ガザ出身のパレスチナ人写真家・映画監督 AmerNasser の作品を広める企画。

■後援
立命館大学国際平和ミュージアム

■協力駐日パレスチナ常駐総代表部、ウトロ平和祈念館、 AWAZU HOUSE ART CENTER、京都桂山寶蓮寺