ウトロ農楽隊出演 つながる音楽会 結(You)

この町でみんなといっしょに生きていく

京都、1200年以上前に造られた平安京から綿々と途切れることなく続いてきた都市。長い歴史の中でこの町に暮らすことになった様々な人々が、それぞれのルーツに由来する文化を大切にしながら、この町を支え合い、多様な人びとが暮らしています。秋彼岸の一日、ぜひ多様な文化を楽しみ、ともに口ずさんでお過ごしください。

■日時
2025年9月23日(火・祝)
14時 開演(13時30分 開場)

■会場
京都教育文化センター ホール
京大病院南側西入(市バス「熊野神社前」下車すぐ)

■入場料
一般:前売 2,000円 (当日 2,500円)
大学生・障がい者・付添:1,000円
中高生:500円
小学生以下:無料

■主催
つながる音楽会実行委員会

■出演者(※出演順:予定)
「月桃の花」歌舞団(沖縄の太鼓・エイサー)
itaru(津軽軽三味線)
ウトロ農楽隊(農楽)
尾藤憲志(尺八)
明朗楽団(あらあろ 障害者就労支援事業所)
中川みを子(ロビーにて美術展示)

■出演者・関係者からのメッセージ
ウトロ農楽隊
かつて土地の立ち退き問題を世に訴えるため運動の先頭に立って民族楽器を打ち鳴らした農楽隊。10年以上の活動休止期間がありましたが2022年、ウトロ平和祈念館開館を機に新メンバーも加わって再結成。今は記念館の行事や地域の文化祭、韓国のプンムル祭りに招かれるなど周囲の応援、交流のための活動となっています。何より自分たちが生きることを楽しんでいます!

音楽家 林 実(ハクシル)
日本の敗戦、朝鮮民族の解放から80年経ちました。しかし未だにロシアやイスラエルによる戦争は止みません。この地で生きる全ての人々が、お互いを尊重し大切にしていく社会を創っていきましょう。

弁護士 福山 和人
文字を持たない民族は音楽を持たない民族ではないそうです。それほど音楽とは人間にとって根源的なものです。音楽は楽しみであるとともに、人を繋ぎ平和な社会を創る力も持っています。異なる文化を持つ市民が一つの場に集い楽しいうつつながる音楽会−結は音楽の体現するものですね。

檀王法林寺 住職 猪ヶ原雅文
平和だから、音楽を奏でることができるのです。平和だから、歌を口ずさむことができるのです。平和だから、人間らしくして生きていけるのです。平和だから、山も川も海も空も、そして懐かしいふるさとも やさしい家族も 親しい友も、花も小鳥も すべての命が輝き、共にいきていくことができるのです。

尾藤憲山
京都大学入学とともに叡風会に入部、尺八を始める。橋本暁山師、後に三好芫山師に師事。都山流大師範。ホールでの演奏とともに、市民が親しめる尺八をめざし、寺院、町家でミニコンサートを開いている。

itaru(津軽軽三味線)
京都在住、飛騨高山出身。民謡をベースにしつつジャズを中心に幅広いジャンルを演奏、様々な楽器ともセッションする。クスッとするようなMCを織り混ぜながら、津軽軽三味線の魅力を届けている。国民文化祭2024「琵琶・尺八の祭典」出演他様々な場所で活動中。

明朗楽団(あろあろ 障害者就労支援事業所)
明朗楽団は2014年5月に結成した。明朗の障害者就労(あろあろ)の仲間で制作する音楽集団です。
♪音楽を通して社会とつながる
明るく明るく世の中を
明るく照らす明朗集団
笑って歌って踊って
暮らしの中に音楽を♪

「月桃の花」歌舞団
映画「GAMA-月桃の花」に込められた「命どぅ宝(命こそ宝)」を世界の人たちに伝えようと、1997年に結成。エイサー(沖縄の太鼓)や三線(さんしん)、合唱やミュージカルなどさまざまなジャンルがある劇団です。新作ミュージカル「私はここだ」公演をこの秋、2ヶ月で取り組みます。9/14(土)西宮プレラホール、11/8(土)クレオ大阪東ホールにて。

中川みを子
成安女子短期大学意匠科テキスタイル卒業後、繊維会社で2年間勤めたのち結婚。子育てや親の介護をしながら共同購入、産直運動、ゴミ処理場反対運動など。コロナ自粛期間中、知人の愛犬を描いて喜ばれたのを契機に描くことに夢中に。生活の中に画材を見つけ、精力的に作品制作を続けている。

お問い合わせ: 090-3848-5041(八田)

ポスターうら