西陣織に従事した在日朝鮮人―1910~50年代―

京都の伝統産業である西陣織に従事した朝鮮人労働者について、1910~50年代にかけて論じる。1920年前後の西陣は、京都市在住朝鮮人の中心地となっており、全国的に見てもかなり早い時期に朝鮮人の相互扶助・親睦団体が結成されていた。また、昭和恐慌期には朝鮮人ビロード工を中心とした労働争議が起きていた。こういった状況を当時の史資料から考えたい。

■講師
高野昭雄(たかの・あきお)

1965年生まれ。博士(文学)。現在、大阪大谷大学教育学部教授。研究テーマは、京都における在日朝鮮人の歴史。主要著書『近代都市の形成と在日朝鮮人』(人文書院、2009年)。

■日時
2026年01月25日(日)
17:00開始(開場 16:30、終了 18:30)

■参加方法
対面のみ:ウトロ平和祈念館
※今回は諸般の事情により対面のみとなっております。ご理解いただけますと幸いです。

■参加費
一般 500円
サポーター 無料