丹波マンガンは、日本で重要な産業資源や軍需物資として使われた鉱石である。丹波マンガン鉱山は、多くの在日朝鮮人の歴史と深く関係している。特に日帝植民地時期に多くの朝鮮人が強制労働をしながら、つらい人生を生きなければならなかった場所だ。丹波マンガンの歴史は私たちが忘れてはならない痛い記憶であり、これを通じて今後進む方向を模索できる重要な学びの場でもある。自分のルーツを知り在日コリアンとしてどう生きていくべきか、考える時間を共有できれば幸いです。
■講師紹介
李順連(い・すんよん)
京都府出身。5歳よりピアノを始める。朝鮮大学校師範教育学部音楽科ピアノ専攻卒業。朝鮮初中級学校で教員を経てピアノ講師となる。2011年~2018年 NPO法人丹波マンガン記念館事務局長を務める。戦中、丹波マンガンが戦争の軍需物資として使われ、朝鮮半島から渡日した鉱山労働者が塵肺に罹患し、病と差別に闘いながら亡くなっていった史実を映画祭、講演会等で多くの人に伝えている。
■日時
2025年9月21日(日)
17:00開始(開場 16:30、終了 18:30)
■参加方法
対面:ウトロ平和祈念館
オンライン:後日1週間限定の動画配信
■参加費
一般 500円
サポーター 無料