■タイトル
결 GYEOL (キョル)
이어지는 마음 つながる心
公演タイトルの「결(キョル)」には、在日朝鮮人コミュニティが差別と苦難の中で民族的ルーツを守り生きてきた歴史とその「生命の流れ」という意味が込められています。この流れのなかには、傷つきながらも抵抗し、共生を模索してきた数多くの「결(キョル)」たちが存在します。今回の文化公演は、その生命の連続性を解きほぐし、コミュニティの記憶とアイデンティティを響き渡らせる舞台となります。これは過去を記憶するとともに、平和で共存する未来に向けた祝祭の場でもあります。多様な声とリズムが調和し、新たな「결(キョル)」へとつながることを願っています。
■日時
10月11日(土)
15時~(開場14時)
■場所
同志社大学ハーディーホール
■チケット
一般 3,000円
高校生以下 1,000円
*当日券は別となります
チケットの購入はこちら
————-
■金学権
1948年、千葉県で生まれる。東京朝鮮中高級学校卒。民族教育の現場で音楽劇、合唱、器楽曲、吹奏楽曲を書きながら宗像和氏に作曲、アントニン・キュネール氏に指揮法を師事。在日本朝鮮文学・芸術家同盟顧問。朝鮮民主主義人民共和国功勲芸術家称号、韓国ハン民族アリラン連合会から「アリラン賞」を授与される。代表作に交響詩「リムジン江」、歌「故郷よ」、「望郷歌」。
■ウトロ農楽隊
ウトロの立ち退き問題に立ち向かうため地区の女性たちと支援者らによって90年代に結成され、運動において中心的な役割を果たした。昨年には韓国・仁川のプンムルフェスティバルに出演。
■京都明徳高等学校 吹奏楽部
『人が集まるところ全てが私達の夢舞台』がモットー。コンクールや定期演奏会のほか、地域のイベントや学校行事にも積極的に出演。
■京都朝鮮中高級学校 吹奏楽部
全日本吹奏楽コンクールでは京都府代表として4度の関西大会出場を果たし、2022年度には関西大会で金賞を受賞。音楽活動を通して、朝鮮学校に通う等身大の学生たちの姿を日本社会に広くアピールしようと、日々の部活動に励んでいる。
■Art Unit 「KOREA×JAPAN」
姜侑里、呉明姫、宋朝響、鄭琴実、山本朗生
歴史や国境を越え、理屈ではなく「感性」からひとつになる舞台を―朝鮮の歌舞楽を奏でる在日3、4世による専門集団「京都朝鮮歌舞団」と、横笛・和太鼓・津軽三味線奏者「山本朗生」によるコラボユニット。朝鮮民族楽器と和楽器等それぞれの違いを大切にしながら、同じアジアの共通点を模索することで心を通わせる音楽を作り出す。
■サンタナ学園
滋賀県愛荘町にあるブラジル学校。1998年開校以来、地域のブラジル人の保育・教育の受け皿となってきた。
■キム・ウォンジュン
韓国光州在住。韓国の歴史の痛みを歌に込めたヒット曲「岩の島」や「織女へ」などで知られる。韓国内の様々な慈善コンサート、人権・平和・統一関連の行事に参加し、海外にも精力的に活動を広げている。2013年光州平和音楽祭総監督、2021~2023年南北交流音楽人協議会南側会長を歴任。
■MMM Mama’s Moment Musical
裵眞珠 with 金恵真、田村晃司(MMM別編成)
伽耶琴とヴァイオリン、ピアノ、パーカッションからなる音楽ユニット。「日経おとなのバンド大賞」関西大会グランプリなど受賞多数。コンサート、イベントなどで日本各地、韓国で演奏活動を行う。作曲家井上鑑氏主催の「NoNukesGig2021」、「”連歌 鳥の歌”プロジェクト」の東京・京都公演に出演。
■川口真由美
「出会いを大切に」を心に、日本・アジアを駆け巡るシンガーソングライター。映画
レジスタンスなう!」で2017年アジア国際映画祭にて新人女優賞を受賞。
友情出演:仁川文化団体ネットワーク
(富平区祝祭委員会、仁川ジャバルテ、風物牌ドゥナム)