「京都府人権尊重の共生社会づくり条例(仮称)」について

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京都府が「京都府人権尊重の共生社会づくり条例(仮称)」を制定しようとしています。現在、京都には差別事案に対応する条例はなく、今回の骨子案には差別煽動の禁止や罰則が組み込まれていません。

 

京都府では、京都朝鮮学校襲撃事件やウトロ放火事件、など、ヘイトクライムが起こってきました。ウトロ平和祈念館は、これらの差別事件の深刻性と当事者たちが強いられた身を切るようなたたかいを踏まえ、差別煽動の禁止や罰則が組み込まれた、より実効性ある差別禁止条例を強く求めます。

 

川﨑市の「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」のように、今起きている差別に真剣に向き合って作られた条例は、実際に人々を守り、よりよい社会を作っていくための有効な力となります。

 

差別に抗い、安心して暮らせる社会へ一歩でも近づいていくため、ご協力ください。

 

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