カテゴリ:NEWS
京都府が「京都府人権尊重の共生社会づくり条例(仮称)」を制定しようとしています。現在、京都には差別事案に対応する条例はなく、今回の骨子案には差別煽動の禁止や罰則が組み込まれていません。
京都府では、京都朝鮮学校襲撃事件やウトロ放火事件、など、ヘイトクライムが起こってきました。ウトロ平和祈念館は、これらの差別事件の深刻性と当事者たちが強いられた身を切るようなたたかいを踏まえ、差別煽動の禁止や罰則が組み込まれた、より実効性ある差別禁止条例を強く求めます。
川﨑市の「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」のように、今起きている差別に真剣に向き合って作られた条例は、実際に人々を守り、よりよい社会を作っていくための有効な力となります。
差別に抗い、安心して暮らせる社会へ一歩でも近づいていくため、ご協力ください。
関連リンク
- 骨子案
- 「京都府人権尊重の共生社会づくり条例(仮称)」骨子案に対する意見募集結果
- 【署名に協力する】
- ウトロ平和祈念館と他団体が共同で提出した要望書
- 住民自治で差別を許さない人権条例を求めよう 緊急集会
- ウトロ平和祈念館と他団体で実施した記者会見関連の記事
- 神奈川新聞:京都府人権条例案の害悪(上) 反ヘイトの流れ止めるな
- 神奈川新聞:京都府人権条例案の害悪(下) 金秀煥さん、中村一成さんに聞く
- Dialogue for People:置き去りにされた当事者の声 ―京都府人権尊重の共生社会づくり条例骨子案の問題点
- 京都新聞:京都府の新条例は「ヘイトスピーチの抑止力なし」と批判 市民団体が効果を疑問視する理由は
- 毎日新聞:「差別禁止の明確な規定ない」 京都府の人権条例骨子案に異論相次ぐ
- 朝日新聞:京都府の人権条例骨子案、実効性に懸念も 「ヘイトに対抗の姿勢を」
- ABCニュース:「京都府の人権条例案に『ヘイト対策』盛り込みを」 市民団体が要望書 「差別を許さない条例が必要」
- MBS:『差別なき社会』のため京都府が制定目指す条例 市民団体が人種差別の禁止を明記するよう要望書提出
- TBS:『差別なき社会』のため京都府が制定目指す条例 市民団体が人種差別の禁止を明記するよう要望書提出