講師による講演の感想
初めて、このような研修の場での講演にひきこまれました。今日の講師さん、お話、本当によかったです。正義心を燃え上がらせたり、激情的に心情にうったえるのではなく、冷静に出来事を分析し、人権問題解決の糸口について、ご自身の見解を述べてくれる。近々、ウトロの町を訪れたいと思いました。本当に行ってみたいと思います。
ウトロの放火事件では、自分の身近なところで今でもヘイトクライムが存在していることに驚きました。世代が変わったり、多様性の考え方が広がってきていたり、社会全体が少しずつ変わってはいると思うのですが、まだまだ固定概念にとらわれている人が少なくともいるということに気づかされました。
「ウトロ」という地名を知ったのは40年前、就職先に宇治市出身の同 僚から聞いた時でした。その後は、新聞やメディアのニュースが出たとき は少し目を通したりはしていましたが、ここ20年はそれもしなくなっ てきていました。そうしている間にも、ウトロの人たちは差別をなくす為 に頑張り続けられていたんだということが、今日の話を聞いてわかりま した。人権問題の講演を聴くときは下を向いてしまうことが多かったの ですが、今日はまっすぐ前を向いて聴けたように思います。
ウトロ=朝鮮人の町と言う印象が強くありました。自分の生活とは関 係の無い場所、関わってはいけない所と思っていました。今日の話を聞い て思いがかなり変わりました。見てもいない、聞いてもいない、行っても いない、行く事や、出会う事、話す事、かかわる事もせずに思い込みで判 断していた事と恥ずかしく思いました。一度、祈念館へ行ってみたいと思 います。
“ウトロで終 わらないウトロの話”という言葉はウトロの話だけど人権という視点か ら人と人はつながり合っていける、次の時代をつむぎ合っていけるとい う強いメッセージであると感じました。正直今日は仕事のあとに...と思 いつつでしたが(すみません)でも、本当に来てよかったです。
差別についての認識が深められました。在日の当事者と日本人、韓国の人達とが繋がる出会いの場であるウトロ祈念館にぜひ行きたいと思いました。
ウトロ祈念館にもうかがわせていただきました。前にうかがった時の話とはまた違ってとても引き込まれました。ありがとうございました。
ウトロのおばあちゃんの言葉“差別は個人の問題ではない。人を恨んでも良いことはない。人々の出会い、つながりが差別と分断を乗り越える手段である。”この前向きな言葉がとても心に残りました。暗い過去、嫌なことばかりではなく前向きに明るく自分の身近にある差別に向きあっていきたいと思います。そして人とのつながりを大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。
講師の話がわかりやすかった。興味深く聞くことが出来た。差別を受けてることが、かわいそうなのではなく、差別に立ち向かって、ほこり高いとの言葉が印象に残った。
私たちに今これから何をすれば何をできるのか、どのように考えればいいのか、前向きになれました。無理せず、仲間とじっくり活動できる力をもらいました。今までの人権学習では、どうしても心が重くなってしんどかったです。事実を正しく知ることは大事です。何も知らない世代に伝えること大変だと思いいます。乗り越えた人たちから学ぶこと素晴らしい。もっとお話聞きたいと思いました。
今回人権学習をして、人種とか、積まれるところや性別などは、生まれる前に自分で決めることはできない、自分が努力しても差別がなくならないということを知って、それは差別される側の問題ではなく、差別してる側、差別があるのに知らんふりをする人たちがいるから、何年たっても差別はなくならないんだなと思いました、でも、それは、差別されてる側が一人で解決するのではなく、差別されてる側が何を言ってもだめなら、私たちが世界を変えていかないといけないんだなと思いました。
ウトロの周りのまちの人々が協力してウトロの人々のために水道水を整備した入り、ウトロ平和祈念館の前でバスケの日韓戦をしたりしたのを聞き、心が温かくなりました。水道水の整備は私たち高校生にとっては壁が高いけれど、近所の子供たちと一緒に遊んだり、話を聞いたりすることは私たちにでもできるので、実践していきたいと思いました。
ウトロ地区のことを知ったのは小学生の時で、Youtubeがきっかけでした。そこでは、治安の悪い地域、危険だから行かない方がいい場所というふうに扱われていました。それ以降なんとなく怖い人たちがいるんだなというイメージを持ってしまっていたのですが、今日のお話を聞いて、本当に怖いのはよく知らない場所のことを少ない情報だけで知った気になってしまうことだと思いました。
中学三年のときに違うクラスではあったけど海外からの転校生がいて、何もその子のことを理解していないのに少し避けていたことがあったことを思い出して、無知であることや無関心であることはいけないなと今日の話を聞いて改めて実感しました。
違う民族を批判しているのは、ほぼ年寄りしかいないと思っていたのですが、22歳の人がウトロにある建物に火をつけたという事件を見て、若い人でも批判的な目で見ている人もいるんだなということを知った。
在日の人を差別している若い人たちがいるのは、たぶんSNSなどの書き込みなどからだと思うから、人権学習をして、正しい情報を見分けるということがすごく大事だと思う。